爆心地周辺
爆心地・島病院跡。中区大手町1丁目。
約50人の患者、医師、看護婦、病院の家族たちの痕跡は何も残らなかった。
爆心直下。島病院跡。この上空 580m±20mで原爆はさく裂した。
爆心地の大手町一帯。遠方の建物は広島ガス会社本社ビル。
爆心地付近。大手町一帯。遠方の建物は中国新聞社
銀行街紙屋町付近。左の建物が帝国銀行大手町支店で爆心地から 150m。右端が三和銀行。この地域の建物内部は例外なく全焼した。
元安橋。爆心地から 100m。中島町と大手町を結んで元安川にかかる。ほとんど真上から爆風を受けたので、橋上にぶつかった風圧は両側に走って、欄干を川に吹き飛ばし、同時に石の飾り灯籠の頭部を、ほぼ等間隔で橋の両側方向に、擦らすように移動させた。
元安橋 爆風に依り右にずれた灯篭頭部
元安橋 爆風に依り左にずれた灯篭頭部
中島町の川岸から元安橋方面を望む。正面に原爆ドーム。
爆心地の近い大手町の路上で。
元安川を経て中島町方面を望む。
相生橋。上流側の歩道を持ち上げ、川面からの爆風の反射圧で車道との間に裂け目を作った。
相生橋の歩道。爆心地から 250m。川面で反射した爆風が下から歩道を突き上げた。
相生橋の橋床のずれ