写真家:菊池俊吉が撮影・記録した被爆2ヵ月後の広島
1945年10月、原爆被爆から2ヵ月が経過しようとするヒロシマ。
そこには、焼け跡と廃虚の中で始まる力強い市民の生活が、そして次第に明らかになる新たな悲惨と恐怖の現実・事実があった。
被爆直後、文部省は「日本学術研究会議
原子爆弾災害調査特別委員会、広島・長崎調査団」を編成し、その映画記録班として日本映画社に被災地の撮影を依頼した。菊池俊吉はその映画撮影の医学班に所属し、スチール写真担当カメラマンとして1945年9月30日から10月22日まで活動。約800枚のネガフィルムにヒロシマの人々と街を記録した。
それから半世紀、時間の経過は否応なく塩化銀フィルムの劣化をすすめる。そこで、この歴史的な映像記録の保護・保存を目的に、写真フィルムはデジタル化された。それを期に、私たちは写真家・菊池俊吉の目で記録された800枚の中から290枚をインターネットを通して公開することにした。核廃絶のためのフォトギャラリーです。
著作権について:
この平和博物館に展示されている写真は、インターネット上で見ていただくことを目的にしています。
すべての写真には著作権があり、著作権者の承諾なしにダウンロードしたり、他の電子メディアや印刷物に使用することは出来ません。写真の背景に、平和博物館の鳩のロゴマークを入れてあるのはそのためです。
菊池俊吉氏の写真についてのお問い合わせは下記へFAXでお願いします。
FAX:03-3922-0127
菊池徳子
|